歯切りしは呼吸が原因かも
自分ではなかなか気づけない寝ている時の【歯ぎしり】。
マウスピースを使う人も少なくないと思いますが、歯ぎしりが強すぎるとマウスピースが削れてしまうこともよくあるみたいです。
となると、歯ぎしりそのものをどうにかしたほうがいいのですが、その為の一つのポイントが
・呼吸
です。
呼吸が悪いと歯ぎしりが
呼吸が上手くできていないと歯ぎしりをする可能性があるんですね。
寝ている時に呼吸が上手くできていないというのは、口呼吸だからというワケでもありません。
※もちろん鼻呼吸のほうが歯ぎしりは出にくいのですが。
ポイントは
・喉
になります。
喉が構造的に詰まった感じになると、シンプルに空気が通りにくくなるんですね。
そうなると、呼吸が苦しくなって身体に力が入ります。
その力の入る部分がアゴになっている場合、歯ぎしりになっていたりするんですね。
では、喉が構造的に詰まった感じになっている時、喉がどうなっているかというと
・舌根(下の付け根)が下がっている(喉の方向に落ち込んでいる)
・喉周辺の筋肉、筋膜の柔軟性がない
状態です。
歯ぎしりをしてしまう人は喉周辺の柔軟性のチェックをしておくことをオススメします。
喉ぼとけの横らへんの皮膚を引っ張ってみると、突っ張って全然伸びない人もいますので。
分かりやすいサインではあると思います。
喉とアゴの相関関係
でさらに、舌根が下がったり喉周辺が固くなっていると、今度はアゴの開閉がしづらくなるんですね。
単純に固さなどがアゴの動きの抵抗になってしまうからです。
さらに言うと、舌根が下がっていたり喉周辺が固くなっていると、首とアゴの位置関係が悪くなります。
そうなると、首にアゴが乗っかりにくくなるので、アゴ(下顎骨)が宙ぶらりんな感じになります。
※元々宙ぶらりんではありますが、その傾向がより強くなる感じです。
アゴが宙ぶらりんになっていると落ち着かないので、頑張ってアゴを閉じようとします。
その時の頑張りもまた、歯ぎしりにつながってきます。
喉周辺が固くなったりすることで呼吸が悪くなるのか、呼吸が悪いから喉周辺が固くなるのか、どちらが先なのかはケースバイケースですが、とにかく喉周辺の状態を改善して空気の通りを良くして、アゴの位置が落ち着くようにケアしてみるのが良いかと。
歯ぎしりで老けるかも?
歯ぎしりがあると
・歯の寿命が縮まる
・睡眠の質が落ちる
など身体が老けやすくなりますので。
認知症も心配になります。
たかが歯ぎしりと思わずに、アンチエイジングのためにも出来るだけ改善を目指していきましょう。