クビレのメリハリが腹筋で消えるかも
女性が憧れる?腰のクビレ。
お腹の肉を落とさないとクビレはできないと思って、一生懸命腹筋を鍛える人は少なくないと思います。
ところが腹筋を鍛えすぎることによってクビレのメリハリが小さくなる可能性もあるので注意です。
腹筋の鍛えすぎとクビレの関係
腹筋を鍛えすぎることによってクビレが無くなる(小さくなる)理由としては
・肋骨が内側に締まりすぎてしまうから
です。
腹筋には
・腹直筋(シックスパック)
・外腹斜筋
・内腹斜筋
・腹横筋
がありますが、そのすべてが【肋骨】に付着しています。
なので、腹筋が鍛えられて仮に固すぎる状態になると肋骨の動きが固まります。
さらに、肋骨は呼吸の際に腹筋がついている肋骨下部(第7~第10肋骨)は横に広がるのですが、それを邪魔してしまいます。
その、肋骨が横に広がるのを邪魔するというのがクビレが小さくなるポイントになります。
クビレはギャップ
クビレと言うのは要は
・ウエストラインと胸部の幅のギャップ
・ウエストラインと臀部(骨盤部)の幅のギャップ
なので、しっかりとしたクビレを作る場合は、ウエストラインの引き締めも大事なのですが、胸部や臀部のある程度のボリュームも必要です。
その胸部のボリュームは、肋骨が内側に締まりすぎてしまうと減ってしまうので結果としてギャップが小さくなりクビレのメリハリが分かりにくくなってしまいます。
女性は特に、ですが、お腹がポッコリ出てしまうのを気にして腹筋を締めがちな人が多いです。
となると腹筋群が固くなり、短縮しやすくなるので、お腹のポッコリは抑えられるもののクビレのメリハリは小さくなります。
また、胸部の横へのボリュームだけでなく、前後のボリュームも減ってしまうことになるので、余計にメリハリが減ってしまい、すごく薄っぺらい身体に見えるようになってしまいます。
お腹を引っ込めようと頑張ることで身体のメリハリがなくなりクビレも小さくなるとは、悲しいですね。
結局太っていると…
結局のところ、クビレを作る大前提として
・肥満解消
は必須だということですね。
そもそも、皮下脂肪や内臓脂肪が多いとウエストラインは膨らんでします。
また、膨らんだお腹を無理やり引っ込めようと腹筋を固めてしまうと胸部の横へのボリュームや前後のボリュームが抑え込まれてしまいます。
当たり前のことですが、基本的な体脂肪率を下げないことには始まらないのかなと思います。
それでも腹筋を固めてしまうことでクビレが少なくなるということは、知っておいて損はないので覚えておいてもらえると幸いです。