頭皮を揉んでシワを消す
男も女も気になる【額のシワ】、人によってはかなりのコンプレックスになりますよね。
シワを消すために、化粧品を使ったりエステに行ったりシワをマッサージしてみたり、やってみていると思います。
そのシワのケアの中に、頭皮のマッサージを足してみるともっと改善するかもしれません。
額のシワは前頭筋
まず、額のシワを作っているのが何かというと
【前頭筋】
です。
額から髪の生え際の広い範囲についている薄い筋肉です。
その前頭筋の上に皮膚がのっかっているワケですが、前頭筋が固まったり使われ過ぎたりすることで上にある皮膚にシワが残るようになってしまった状態が【額のシワ】です。
皮膚のコラーゲン線維も固まった状態です(線維間の水分が減った状態でもあります)。
なので額のシワを消すために前頭筋を緩めようと額をマッサージしたりすることになるんですが、それがだいたい上手くいかないんですよね。
何故かというと筋肉あるあるなのですが、例えば肩こりの場合を考えてみます。
肩こりの人は肩が痛いなどの症状があるワケですが、その時に肩を一生懸命マッサージしてもたいだい肩こりは治りません。
というのも肩こりになる原因は、肩がこっている部分に無いことが多いからです。
肩周りの他の筋肉にサボっているヤツがいる、とか弱ってるヤツがいる、といった状況で筋肉のバランスが崩れます。
そして、一部の肩の筋肉に過剰な負荷がかかっていて肩こりになる、といった流れが多いです。
原因は症状のある部位にあるワケではない、という代表例ですね。
それが額のシワにも言えると思います。
額の前頭筋がある意味こっているのであれば、その周辺の筋肉が固まったり、弱くなっていることで、前頭筋への負荷が高まっている可能性があります。
額の筋肉バランス
では、額らへんの筋肉バランスを崩しているものは何かというと
【帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)】
です。
聞いたことがない人が多いと思いますが、簡単に言うと
・髪の生え際から後頭部で続く薄い筋肉
です。
この帽状腱膜、実はかなり固まりやすいんですね。
人間は目を使い過ぎりストレスを過度に感じたりすると顔や頭の筋肉を固めます。
そして、顔の筋肉だと色んな表情を作るために収縮する機会が多いのでまだいいのですが、頭の筋肉である帽状腱膜は使われる機会が少ないです。
なので帽状腱膜は固まったままのことが多いんですね。
固まった帽状腱膜は髪の生え際で前頭筋と連結します。
前頭筋が収縮する際に帽状腱膜の固さは過度の抵抗になります。
抵抗のある状態で前頭筋が使われることになり、固まりやすくなりシワが出来やすく残りやすくなります。
額のシワでも頭皮を揉む
そんな流れで額のシワが出来ている可能性があるので、やるべきことは
・帽状腱膜を緩めること
になります。
つまり、頭皮のマッサージですね。
頭皮のマッサージの注意点としては
・摩擦をできるだけ与えないようにする
ことです。
毛根にダメージがいってもおもしろくないので要注意です。
それに注意しながら頭皮マッサージしてらうと額のシワには効くので、ぜひやってみてください。
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