薄毛には生野菜
薄毛対策の基本は治療より予防です。
その予防の一環として使える方法が
生野菜(+ハーブ)
を食べること。
週3回ずつ食べるとハゲになる確率を半分くらい減らせるらしいです。
でも生野菜じゃないといけないのか?という疑問が出てきます。
生野菜は固くて食べづらかったりしますので。
そこで生と加熱した野菜、何が違うのが考察し、何が薄毛に効いているのかも考察してみます。
熱により失われるもの
単純に熱で壊れる物質があると考えるのが妥当です。
野菜の成分で熱で壊れやすい物質は
・ビタミン類
です。
特にビタミンCが熱に弱いのは有名です。
焼いても茹でても、レンチンしてもビタミンの損失は大きいので、加熱しすぎないほうがビタミンを余すことなく取り入れられます。
ミネラルは熱に弱いということはないですが、加熱の仕方として『茹でる』方法を使ってしまうと、お湯に溶けだしてしまうので注意が必要です。
ビタミン類が薄毛に効いているのか?
加熱することで失われやすい成分がビタミン類なので、ビタミン類が薄毛対策に期待できる効果があるかもしれないですね。
効果があると仮定するなら、まず一つ目は
・ビオチン(ビタミンBの一種、ビタミンB7)
です。
ビオチンは髪の毛の成分である
・ケラチン
の産生に関与していますので、可能性はありますね。
あとは
・ビタミンB1(糖質の代謝に関与)
・ビタミンB2(脂質の代謝に関与)
・ビタミンB6(アミノ酸の代謝に関与、アミノ酸→タンパク質、髪の毛=タンパク質)
・ビタミンB12(血液の産生に関与)
あたりが髪の毛に関係してきそうです。
とはいえ、髪の毛の発毛や抜け毛は毛周期や5αリダクターゼの関与のほうが大きいので、劇的な効果は期待できないかもですね。
できるだけ生野菜よりの調理
生野菜のほうがビタミンがしっかり摂れるので、髪の毛には良さそうですが、生で食べるのが厳しい野菜もありますよね。
なので、私はレンチンで野菜を調理しています。
レンチンでも熱が発生してビタミンは壊れやすいですが、茹でることで茹で汁にミネラルなどの成分が溶け出すのは防げます。
レンチンは食べやすくて栄養は比較的抜けにくい、しかも効率的(フライパンも使わないしコンロも使いませんから)。
ジャガイモとかサツマイモなどの根菜類は特にレンチンがいいと思います。
それでも理想は生野菜。
となると生野菜を食べ続けられるような歯を残しておけるように、虫歯や歯周病にも注意が必要です。
薄毛という悩みを解決するためには、結局髪だけ見ていてもいけないんですね。