腰痛の人は背中の写真を撮ってみよう
じっとしていても腰が痛い、家事や育児、仕事中に腰の痛みが気になってストレスな人。
腰痛の原因の8割は原因不明と言われていますが、腰痛の人にはあるサインが身体に出ています。
腰痛の人は一度、自分の背中の色を確認することをオススメします。
腰の黒ずみ
腰の黒ずみは腰痛のサイン
腰痛のサインの一つは簡単です。
『腰の皮膚が黒ずんで』います。
背中全体を観てみると、明らかに腰に黒ずんでいる部分があります。
だいたいが腰と骨盤の境あたりにあって、そこから上や左右に黒ずんだ領域が広がっています。
なぜ黒ずむのという正確な理由は分からないのですが、単純に血色が悪いと考えるなら血流が悪いんだと思います。
慢性的な腰痛を抱えている人は腰の筋肉がカチカチになっていることが少なくありません。
カチカチな筋肉は血管も圧縮されやすいので、そのせいで血の流れが悪くなっていて、皮膚のターンオーバーも悪くなり、結果として皮膚が黒ずんでいるのかなと思います。
この腰の黒ずみサインは、かなりの確率で表れるものです。
女性より男性によく観られますが、男性のほうが腰痛が多いということにも符合しています。
腰の血行を良くするには?
腰に黒ずみサインがあり、血行が悪いのだとしたら血行を良くすればいいのでは?となりますが、腰を温めても腰痛が良くならないのはよくある現象です。
というのも、腰を温めても温まっているのは表面で、深部の筋肉が温まっているワケではありません。
血行を良くしたいのは腰の深部にある
・腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)
です。
腸腰筋を温めようと思っても正直難しいので、温めることで血行を良くする作戦はやめておいたほうがいいと思います。
直接温める以外の方法だと、筋肉を収縮させる方法があります。
筋肉にはそもそも【ふるえ産熱】といって、筋収縮で熱を生み出す機能があります。
それを利用して、腸腰筋を収縮させることで熱を生み出したいところです。
加えて筋収縮によって、筋ポンプ作用によって血流が良くなります。
直接温めるより筋収縮によって筋肉の血行を良くするのがオススメです。
腸腰筋を刺激できる筋トレメニューでオススメなのはやはり
・スクワット
です。
腸腰筋を始めとした腰部や下半身の筋肉も同時に使えるので、まとめて筋収縮を起こせるお得なメニューです。
シンプルですがシンプルなものほど効果は期待できますから。
腰痛でお悩みの方はスクワットで腰の筋肉の血行を良くしてみてください。