Pengobatan Timur

内臓の可動性について【内臓マニピュレーション】

内臓も身体と一緒に動いている

内臓には空間的な動きが必要

内臓と言えば病気になるとやばいところ、といったイメージや生きるうえで大事なもの、いったイメージがあるかと思います。

肝臓や腎臓をはじめとした内臓は、その機能や役割に注目しがちです。

ですが、それ以外にも

【内臓の可動性】

にも注目すると健康についての知識を深められます。

馴染みのないワードですが、考察していきます。

内臓は動いている、空間的に

内臓が動く、と聞いてもパっとイメージがわかない人は多いと思いますが、体幹を捻る動きをした時に内臓がどうなっているかを考えてみるとイメージしやすくなります。

よくみる解剖図は身体が真っ直ぐな姿勢でのもので、内臓の位置もその姿勢に合わせて配置されています。

比較的馴染みのあるものですね。

では、その真っ直ぐな姿勢から体幹を捻ると内臓に位置はどうなるでしょう。

体幹を捻ることで内臓の収まっている腹腔(お腹の中)も捻じれます。

なので、真っ直ぐな姿勢で配置されていた内臓は、そのままの位置でいることは空間的にできないんですね。

捻じれた腹腔に合わせて、その位置を変えないと、動かないと収まっていられないんです。

という感じで、人の身体が動く以上、内臓の収まっている腹腔の形状も変化してしまい、その形状の変化に合わせて内臓が動いて位置を調整しないと、かなりの不具合が生じるワケです。

内臓が動いてくれないとどうなるか?

動かないといけない内臓が動いてくれないと、どんな不具合が生じるかを考えてみます。

まず、内臓に物理的な、過度なストレスが加わることになります。

変に圧迫されたり、血流が滞ったり。

神経系も不具合を生じると思います。

そうなると、その内臓の機能は低下することになります。

内臓の機能が低下すると、代謝や免疫がうまく働かなくなり体調を崩すことになります。

そこそこ大事になるんじゃないかと思います。

※極端に内臓の可動性が低下していると、です。

また、身体の動きに合わせて内臓が動いてくれないと、内臓が身体の動きを阻害することになります。

例えば、肝臓の可動性が低下していると、肩の動きが悪くなり、腕を挙げづらいといった状況にもなり得ます。

『肩こるなー』と思っていたら、その原因は実は肝臓の動きが悪かったから、なんてこともありますので。

色々と不健康な影響を及ぼしますね。

内臓の動きが悪くなって老けるかも

内臓の可動性が低下し、内臓の機能が低下したり身体の動きが悪くなったりすると、身体にとって過度なストレスを与えることになります。

その結果、身体が老けやすくなることにもつながります。

逆に内臓の動きを引き出し整えることは、アンチエイジングになるということです。

普段気にしていない、内臓の可動性。

それによって老けることがあるなんて、ちょっと面白いですよね。

興味を持っていただけたら、幸いです。

内臓マニピュレーション、などの本を読んでみるのもいいと思います。

かじったことのない人には難解な内容かと思いますが。