食べないダイエットは効果がない?
ダイエット言えば【食事制限】ですが、実際食事制限をしても痩せなかった、とかリバウンドしたといった結果になった人は少なくないと思います。
そうなるのは、『それもそのはず』と言える理由がありますので紹介していきます。
食事制限の罠
食事制限に関して、実は
・食べる量を減らすと代謝が悪化する
という話があるんですね。
確かに身体の代謝のシステムを考えると
・解糖系(糖質をスイッチに可動)
・ホルモン生成(コレステロールが材料のものもある、脂質も必要)
・エネルギー不足で筋肉分解される(結果基礎代謝が落ちる)
といったことがあるので、摂取する食事量が減ると代謝システムは停滞する可能性があります。
もちろん、摂取エネルギーが不足した時用のサブシステムみたいなものあるんですけどね。
代謝とは基本、身体の機能を保つためであり身体の機能を高めるためにあります。
その代謝が回っていないということは、機能も保てず高まらずの状況になり得るということですね。
減らすと省エネモード
その他に、食べる量を減らすことによって起こり得ることは
・省エネモードに入る
ということです。
現代では基本的にあり得ないことですが、満足に食事が摂れない状況になったとしましょう。
その状況では代謝を加速させるとすぐにガス欠になってしまい、代謝を回す材料もずくに尽きてしまいます。
つまり、生き延びる可能性が低くなってしまうということです。
人間の本能として
・種の保存、繁栄
・生命維持
があり、それを軸に身体の仕組みや構造が作られているので、生命維持の観点からも摂取エネルギーが少ないときは代謝を落として生存時間を増やそうとしても全然おかしくありません。
自然界ではいつでも食べたい時に、食べたい量を食べれるわけではありませんので。
※人間の身体のシステムは狩猟採取生活の頃のまま(ほとんど)で、現代の食生活に合わせたシステムは持っていません。
ダイエットのコツは、コツコツと
以上のことから考えてみて、ダイエットだからと言って食事制限をすると、もしくはしすぎるとダイエット効果が逆に出ない可能性もあります。
一番良いのは、必要と言われている食事量(基礎代謝)から極端に食事を減らすのではなく、1割2割減らすで食事を制限して、後は週に150分の運動をする、といった無難なj方法がオススメです。
一気に減らそうとするのは完全にNGなので、ご注意を。
結果を急くと、だいたい失敗するかリバウンドする運命なので。