Diet

その眠気は実は糖分が足りないからかもしれない【糖質制限ダイエット、不眠症】

糖質制限と不眠症

糖質制限で不眠→結局太る説

今やダイエットの代表格になり、効果がめっちゃ期待できる幻想のある

・糖質制限ダイエット

ですが、この糖質制限ダイエットが上手くいかないケースにおいて見られるものが

・睡眠の異常(質の低下)

なんですね。

その理由を知って、糖質制限をより効果的に使ってください。

糖質と日内リズム

まず、睡眠の質が低下する原因の一つとして

・日内リズムが崩れている

というのがあります。

睡眠のリズムであれば、日中の眠気が強くなる、という感じです。

その日中の眠気と関係するのが

・血糖値

です。

糖質制限ダイエットで一番気にするところですよね。

血糖値が上がるとそれが脂肪になる、だから太る理論ですね。

だから血糖値が上がらないように注意するのですが、逆に血糖値が下がるとどうなるかも知っておかないと糖質制限ダイエットを使いこなすことはできないです。

血糖値を下げ過ぎるのも問題

では血糖値が逆に下がりすぎるとどうなるか、挙げていくと

・疲れやすい

・頭痛

・吐き気

・眠気が強くなる

・イライラする

・集中力がでない

などが起こります。

ここで眠気が出てきます。

血糖値の上昇を気にしすぎて血糖値を下げようと糖質から極端に距離をとると、

・日中から眠くなる

・眠気で仕事(勉強)に集中できない

・昼寝をガッツリしてしまう

・夜の眠りが浅くなる

といった血糖値が下がりすぎた症状に悩まされることになります。

睡眠のリズムは光刺激で起きるとか口から固形物を摂ることで正常な状態を保っているのですが、血糖値を下げた状態をキープしようとすると、それでリズムが崩れてしまうんですね。

そして、睡眠とダイエットが大きく関連しているのは知っている人は多いと思います。

睡眠の質が落ちることで、身体の代謝も狂ってしまいます。

代謝も身体の日内リズムで変化するものでもあります。

睡眠の質の低下による肥満リスクはかなり高いので、そこに注意しないとダイエットの成果がいつまで経っても出ないことになります。

なので、適度に糖質は摂りましょうねということで。

とは言ったものの、糖質なんてものは普通に食事してれば摂れるものなんですけどね。

よっぽど肉だけ、とかの生活してないとあり得ない状況です。

一気に糖質を摂ると睡眠が

それでも、糖質制限中にそういったことが起きるのは実は、糖質を全く摂っていないパターン以外に

・糖質を一気に摂り過ぎているパターン

もあるんですね。

分かりやすくジュースを例に挙げて、ジュースを飲むことで糖質を一気に摂るとどうなるかというと

・急激に血糖値が上がる

ことになります。

急激に血糖値が上がると次はどうなるかいうと

・そこまでの血糖は実際は必要ないのでインスリンの働きで脂肪に取り込まれる

ことになります。

それで血糖値が下がるのですが、その下がり方が急激です。

一気に血糖値が下がります。

【血糖値スパイク】というやつですね。

そうなると、糖質を極端に避けている時と同じように結果的に血糖不足になり

・疲れやすい

・頭痛

・吐き気

・眠気が強くなる

・イライラする

・集中力がでない

といった症状がやはり出ることになります。

極端に糖質を摂らないのもNGだし、摂り過ぎるのもNG。

やはりここでもバランスが大事ということですね。

血糖を急激に上げるものの代表例は

・スナック菓子

・ケーキ、和菓子

・ジュース

などなので、その辺りはしっかり避けておいた上で糖質はちゃんと摂るのがベター。

一日の食事のバランスは

・糖質5割、タンパク質3割、脂質2割

を目指してみてください(タンパク質多めの設定です)。