顔の筋肉でアンチエイジング
顔は一番老いを感じさせやすいポイント。
自他共に。
顔の筋肉の状態が悪くなると…
顔の筋肉が固くなったりすると老けて見えるようになります。
固い=水分が少ない、とも言えるからです。
筋肉の張った感じであればまだいいのですが、顔の筋肉はそもそも薄いのでそんなに張った感じになることはありません。
顔の筋肉が固いとさらに、表情も硬くなります。
表情が硬いとそれだけで元気がないように見えるので、やはり老けて見えます。
さらに、筋肉が固いということはその周りのコラーゲン線維も固まるということ。
その結果、シワも出来やすくなります。
現代社会は精神的なストレスが過度にかかりやすい環境で、精神的なストレスに耐えようと、また誤魔化そうとすると、自然と表情筋の働きを抑制します。
※ストレスに対する怒りなどのマイナスの感情を表情に表さないようにするため。
そういった面で、顔の筋肉は固まりやすい状況にあるんですね。
顔の筋肉を適切に使ってあげる
顔の筋肉が固まると老けて見えるなら、顔の筋肉に適度な柔軟性を与えてあげればいいことになります。
そのための方法として、よく美顔ローラーやフェイシャルマッサージが使われますが、それらはそんなに効果の出るものではありません。
むしろ、肌に摩擦を与えてしまうため、良くないかも。
そこでやるべきなのが【表情筋のトレーニング】。
顔の筋肉の体操です。
顔の筋肉には
・笑筋
・前頭筋
・咬筋
などがあり、アゴの動きや感情表現のための表情作りをしているわけです。
となると顔の筋肉を鍛えるポイントは
・アゴの動き
・色んな感情に合わせた表情作り
になります。
その中でもアゴの動きを使うというのは分かりやすいのですが、感情に合わせた表情作りが少し分かりづらいかもしれません。
感情表現とともに表情筋を使う
表情筋のトレーニングでよく使われるのが、
・大げさに感情表現する
といったものですが、それがかなり理に適っていると思います。
先ほど言ったように、現代社会は感情表現を抑制されがちな環境です。
それに伴って表情筋が使われなくなっているので、感情表現をしっかり出すことは使えていない筋肉のスイッチを入れてくれます。
特に怒りの表情などのマイナスの感情表現を抑えがちなので、そこはしっかりやってあげましょう。
周りに誰もいない状況だったら全力で、顔で表現しても問題なしです。
また、感情をあえて表現することがストレス解消にもつがなるので一石二鳥です。
顔の老けを予防したい方、アンチエイジングには表情筋のトレーニングです。