薄毛は遺伝子のせい?
薄毛で悩むのは主に男性ですが、おおよそ遺伝子が原因で薄毛になります。
AGA治療薬などもあり、改善することもありますが、遺伝子という根本的な部分がある以上、理想通りに戻ることは少ないようです。
なので、薄毛の改善などを考える時は遺伝子のことは一旦置いておいたほうがいいです。
考えても変えようがないところなので。
それ以外で考えるべきは【栄養】、それが重要です。
髪の毛と栄養
髪の毛に栄養状態が関係あるか?と言えば当然
『関係ある』
という答えが出ます。
身体の一部ですし、刻一刻と伸びていることを考えると栄養素を使っていますよね。
中でも重要なのが
【タンパク質】。
髪の毛の成分のほとんどがタンパク質だからです。
あとは、ちょっとの水分、ケラチン、脂質。
市民権を得た【プロテイン】は薄毛対策にも使えそうです。
女性の毛が細くなっていくのは、実はタンパク質不足なのでは?とも思ってしまいます。
栄養を配達してくれるのは…
栄養を摂ったらあとは髪の毛にそれを配る必要があるわけですが、配ってくれるのはもちろん
【血液】
ですよね。
通常、血液の大部分は内臓や筋肉に多くが配分され髪の毛に配られるのはごくわずかです。
皮膚に5%ほどで、その一部の頭皮は本当にわずかでしょう。
なので、タンパク質などの栄養をしっかり摂ったとしても、優先順位は低くなってしまうんですね。
だからこそ、髪の毛のは栄養状態が如実に表れてきます。
栄養状態が落ち込んでいれば、髪の毛に回す栄養は削られて衰えていく。
その結果が薄毛の可能性があるんですね。
身体を鍛えすぎての薄毛も…
よく身体を鍛えすぎると髪の毛が薄くなる、ということを聞きます。
鍛えすぎて男性ホルモンが出過ぎて薄くなる、という理屈です。
ですが、それ以外にも筋肉の栄養を持っていかれ過ぎて髪の毛に配る分がなくなっているんじゃないかとも思えてきます。
薄毛の原因も一つに絞れるものではありませんが、身体のシステムを考えると栄養状態を高く保っておかないといけないのは明らかです。
薄毛に悩んでいる人は、食事などを見直して栄養状態を高める工夫をしていったほうがいいでしょう。