味噌汁の塩分は意外と大丈夫
身体に良いとされる【味噌汁】、野菜もたっぷりで味噌自体も豆が材料で発酵食品で、と悪いところはなさそうですが、気になるところを挙げるなら
【塩分】
じゃないでしょうか。
味噌を直接舐めたりすると、しょっぱい感じは強いですよね。
実際、味噌汁に使うと塩分はどんなものなんか、考察していきます。
味噌汁一杯あたり1g?
味噌汁一人前(150g)で計算していくと、味噌の分量は
・大さじ1(味噌だと18gほど)
になります。
その大さじ一杯分に含まれる塩分量は
・1gほど
です。
この味噌汁一人前に含まれる塩分1gが多いのか少ないのか、ですね。
1gならそんなに多いとは言えなさそうですが。
塩分の一日の摂取量の限度から味噌汁を考える
塩分の摂取量は一日6~7gあたりが限度です。
三食食べるとしたら、一食あたり2gほど。
その一食に味噌汁を入れると、味噌汁で1g使うので残りは1gほど。
味噌汁を飲むと、その他のおかずの塩っ気はだいぶ抑えないといけないですね。
ハンバーグ一人前(120g)の食塩相当量が1.5gほどなので、もう塩分いっぱいいっぱいですね。
味噌汁を一日3杯飲むのは、塩分的にはきつそうですね。
※その他のメニューで塩分を抑えておけばいいのですが。
一日2杯くらいにしておいたほうが、他のおかずを楽しめそうです。
ただ味噌汁に入れる野菜にはカリウムが…
味噌汁に含まれる塩分だけをみて、塩分の摂り過ぎがどうかを考えると微妙になりますが、味噌汁には野菜がたくさん入っています。
それがポイントで、野菜にはカリウムが豊富なものが多いんですね。
カリウムはナトリウム、つまり塩分の排出を促す効果があります。
その効果で塩分の摂り過ぎに対応できます。
カリウムを豊富に含み味噌汁に入れやすそうなのは
・じゃがいも
・さつまいも
・さといも
・えのき
・だいこん
・小松菜
・ニンジン
などです。
まあ、野菜にはだいたいカリウムが含まれているので、そこまで気にしなくてもいいかと思いますが。
目安はそんな感じです。
野菜をたっぷりして味噌汁を楽しみつつ、健康レベルを上げていきましょう。