顔のエラが気になるなら噛み癖にも気を付ける
顔のエラがコンプレックスの人はけっこういるんじゃないかと思います。
【エラが張っている】と顔が大きく見える、というのもありますし、顔の輪郭が角ばってしまうので印象も固くなったりしますよね。
そういった悩みに関しては【美容整形】で骨を削ったりする方法もありますが、それ以外の方法も検討しておいたほうがいいと思います。
何故エラが張るのか?
エラが張ってしまう理由としては、
・生まれつき、遺伝的な骨格
が原因なことがありますが、この場合は整形を検討するのがいいと思います。
ただ、それ以外にも原因となるものがあって
・噛み合わせ
・噛み癖、食いしばる癖
もエラが張ってしまう原因になります。
それらの場合、仮に美容整形でエラを直したとしてもまた元に戻る可能性もあります(完全に、ということはないですが)。
噛み合わせでエラが張ると
特に噛み合わせには注意です。
噛み合わせはある意味、20対以上の歯と歯の関節のようなものなので。
噛み合わせが悪いということは関節が上手く動いてない状況であり、その状況が続けば関節が変形するように歯、もしくは歯の土台である【上顎骨】や【下顎骨】の変形にもつながります。
骨に加わる物理的な力が骨の形状などを変えるというのは、バスケやバレーをやっていると背が伸びるといった話にも共通点がありますよね。
自分で今書いていても怖いと思いましたが、噛み合わせがあっていないことが顔の形まで変えてしまうのは全然あり得ることなので、エラが張っているのが気になる人は歯科でチェックしてもらうことをオススメします。
噛み癖でエラが張る
噛み癖や食いしばる癖もエラを始めとした骨の形を変え得る作用を持っています。
噛むという動作には噛むための【筋肉】が使われます。
そして、筋肉というのはおよそ【骨】に付着しています。
なので筋肉が収縮するとき、その引っ張る力は骨にも伝わり、骨の表面を引っ張ることにもなります。
筋肉によって引っ張られた骨はその引っ張る力に対応して、骨の形を変えます。
アゴを噛むための筋肉は、【上顎骨】や【頬骨】といたエラに関係する骨に付着しているので、結果としてエラの形を変え得るんですね。
エラが張っているコンプレックスは深いものではあると思いますが、当たり前ですが冷静に自分の身体の状態を把握した上で美容整形などに臨む必要があります。
噛み合わせが原因でエラが張っている場合は、美容整形で修正してもまた戻ってしまう可能性もあるワケなので。
一筋縄ではいかない問題ですよね。