ダーマペンとエクソソームのコラボ
YouTuberのヒカルさんがアトピーが治ったという動画を出していましたが、その大きな要因として
・ダーマペン4
という美容サービスを挙げていましたが、そこに出てきた
・エクソソーム
という聞きなれない言葉に興味を持った人は多いんじゃないかと思います。
アトピーで悩む人は多いので、特に女性には必見の知識じゃないでしょうか。
エクソソームで細胞間コミュニケーション
エクソソームが何かというとまず
・ヒト幹細胞由来の成分
です。
ヒト幹細胞を使ったスキンケアコスメはめちゃくちゃ増えてますが、このエクソソームはそれ自体に美容効果があるワケではありません。
似たようなものでホルモンがありますが、ホルモンと同じで身体の機能のスイッチをオンしたりオフしたりするシグナルの役割を持っているのがエクソソームです。
※細胞間相互作用、という名称です。
このエクソソームがある細胞に行き着くとどうなるかというと
・細胞の機能が活性化する
ことになります(めちゃくちゃ簡潔にすると)。
細胞の機能が活性化するということは肌であれば
・ターンオーバーが良くなる
ということになります。
加齢とともに肌質が劣化するのは
・加齢とともに幹細胞の数が減る
・幹細胞の数が減ることによってエクソソームの量も減る
・細胞の機能が活性化しにくくなる
・肌質が劣化する
という流れもあるみたいです(エクソソームはあくまで一因です)。
なので、何かしらの形でエクソソームを補充するのは肌質のレベルアップに有用なんですね。
なお、エクソソームはヒト幹細胞由来の成分ですが、自分の幹細胞から作る必要なないみたいです。
その辺もホルモンと同じような感じですね。
エクソソームは肌から吸収されるのか問題
ただどうしても疑問に思うことが出てきます。
ダーマペンは針を刺してそこにエクソソームを注入するのですが、クリームなどで肌に直接塗る形でエクソソームを補充するのはアリなのか、と。
スキンケアあるあるで、クリームなどにどれだけ肌に良い成分が含まれていようと、それを肌に塗った時に肌に浸透するかと言われると『そんなことはない』という結論だったりしますよね。
肌に良い成分が肌をキレイにしているのではなく、それと一緒に含まれている
・グリセリン
が油膜を張っているだけ、みたいなことは実はよくあることだと思います。
つまり、ただの保湿でしかないパターンです。
ダーマペンだと針を刺して、その針先が肌の基底層にまで至って、その深さでエクソソームを始めとした美容成分を送り込むので、効果がめちゃくちゃ高いんじゃないかと考えられます。
とはいえ、美容の世界もどんどん技術は進歩してるので、肌表面に塗るだけで深いところまで浸透するのかもしれません。
美容業界にはどうしても怪しい商品が見つかるので、ついつい疑ってしまいます。
ただ、ヒカルさんという知名度の高い人、YouTubeという媒体で自分をさらけ出している人が言っていることなので、信じたくなってしまいますよね。
まあなんせよ、一回買って試してみるのが一番です。
あくまで科学的に仮説→検証で、それで良い感じなら継続。
期待しつつも期待しすぎない、中庸の精神で美容と向き合いましょう。