抗うつ剤には劇的な効果はない
・うつ病で長年苦しいでいる
・抗うつ剤をずっと服用している
・薬をずっと飲んでいかないといけないのが不安
な人は、抗うつ剤の効果を改めて知る必要があると思います。
抗うつ剤に過度な期待をしない
結論から言うと
・抗うつ剤に劇的な効果が期待できない
です。
抗うつ剤の効果はあいまい
データによると
・抗うつ剤によりメンタルは良くなるものの【統計的には有意ではない】
・抗うつ剤によりメンタルが悪化したケースもあるが【統計的には有意ではない】
とのこと。
つまり、効果があるともないも言えない程度の効果です。
これは、うつ病を患っている人を何人か知っていますが、実際に効果があるのかないのか分からない感じです。
全然感知する気配がない、です。
抗うつ剤を長期的に服用している人自身なら、より理解できる内容だと思います。
抗うつ剤を全否定はできない
だから、
『うつ病で抗うつ剤を飲んでいる人は服用をやめましょう』
ということではないのでご注意を。
抗うつ剤は、うつ病が重度になればなるほど効果が出やすくなるものでもあるからです。
ただ、それを飲んでいるだけでうつ病が治るものではありません、という形です。
明確な治療法がない、という意味ではうつ病は難病のようなものです。
結局シンプルな健康法に
明確ではないのなら、他に何がうつ病に効くのかというとめちゃくちゃシンプルです。
・適度な運動
・質の高い睡眠
・バランスのよい食事
・認知行動療法
などです。
いたって普通の健康法です。
認知行動療法だけは聞きなれない人が多い思いますが、心理療法の一種で物事の見方（認知）を修正していく形のものです。
うつ病になる人は、物事の見方が偏っている人が多いので、世界が歪んでみているような感じなんですね。
そこを修正することで、脳内の情報処理が整うのでうつ病にも効果を期待できます。
結局普通の健康法が最強
あとは、質の高い睡眠に関しては一旦置いておいて、
・適度な運動
・バランスの良い食事
から始める必要があります。
うつ病の人はそもそも不眠気味の人が多く、そこで睡眠導入剤などを服用してしまうとよりメンタルが悪化する可能性もありますので。
となると睡眠以外のところから改善する必要があって、運動や食事ならうつ病であろうと不眠であろうと改善可能です。
うつ病で長期的に抗うつ剤を服用している人は、抗うつ剤を全面的に支持しないようにしつつ、生活習慣の改善、認知行動療法を試してみたください。
