プチ断食が流行っているけど朝食を摂るメリットもある
プチ断食というの、食べない時間帯をしっかり作って体重をコントロールするというダイエット法がありますが、そのプチ断食では基本的に【朝食】は摂りません(摂ってもブランチです)。
ですが、朝食を抜いても大丈夫なの?と不安になる人もいると思います。
実際のところは朝食を抜いたところで問題はないのですが朝食を摂るメリットもあるので、そちらを考察していきます。
朝食は身体を覚醒させる
まず一つメリットを挙げるなら、朝食を摂ること自体が
・身体全体を覚醒するスイッチになる
ということ。
分かりやすい事例だと、身に覚えのある人は多いと思いますが
・朝食を摂るとすぐにトイレ(大便)に行きたくなる
というもの。
これは口から入った食物が食道や胃を広げ、その広がった際の伸張ストレスが連動して腸に届き、腸の活動が活発化しているからだと思われます。
固形物を口から入れるという物理的な刺激がスイッチになっている、という合理的なシステムです。
※ホルモンなどをスイッチとすると、効果が出るのが緩徐なので。
内臓にスイッチを入れるには朝食から摂っておいたほうがいいかもしれませんね。
副腎皮質ホルモン=コルチゾールの日内リズム
ホルモンも身体の代謝などを回す役割を持っていますが、その中でも
・コルチゾール(副腎皮質ホルモン)
は朝食と大きく関係しています。
コルチゾールは
・糖代謝
・タンパク質代謝
・脂質代謝
と代謝に関係してくるホルモンで、朝にその分泌がピークになります。
というのも夜から朝まで何も食べていない状態で、燃料切れになっているので、そのタイミングでコルチゾールが働くことで燃料を作る必要があるからです。
そのコルチゾールの分泌のタイミングで朝食を摂ることでコルチゾールの働きが活かされて、身体を動かすスイッチが入るわけです。
コルチゾールの分泌のタイミングを考えるなら、朝食は摂った方がいいと言えます。
基礎代謝や体温が下がる
あとはデータ的には朝食を摂らない人は基礎代謝や体温が下がるといったものがあります。
個人的には食べても食べなくても体温に関しては変わらないですが、食事を摂ることによって、カロリーを摂取することによって代謝が加速する面もあるのも事実です。
基礎代謝や体温が上がらないことによって免疫も落ちることがあるので、特に風邪を引きやすい人なんかは朝食を摂った方がいいかもしれませんね。
朝食を摂ったほうがいいのか摂らないほうがいいのか、結局はっきりはしないですが、個人的には摂らなくても大丈夫で、肉体労働メインの仕事の人や学生さんなどは朝から活発に身体を動かすことになると思うので朝食を摂ったほうがいいのかなと。