偏頭痛で悩んでいる人へのヒントになれば
偏頭痛で悩んでいる人、特に女性は多いんじゃないかと思います。
しかも、だいたい慢性化して長いこと人を苦しめるのが偏頭痛。
そんな偏頭痛を退治するためのヒントになるものを紹介します。
偏頭痛持ちの傾向
まず偏頭痛になる人の傾向をおさえて、そこを考察することで偏頭痛対策を考えていきます。
一番わかりやすい傾向は最初に言ったように女性なのですが、それを含めて挙げていくと
・性別は女性
・やせ型
・甲状腺機能に病気と言えなくとも問題がある
・お腹を下しやすい、アトピー
・首の前側の筋肉が弱い(薄い)
・偏頭痛を感じるポイントに浮腫みや固さ、滑走性の低下がみられる
・胸椎の動きが固い(肋骨、胸骨も)
・呼吸が浅い
といったものです。
女性に多いのとやせ型に多いのは似ていて、女性のほうが基本的に線が細いのもあります。
甲状腺機能の少なからずの異常も女性に多い症状です。
お腹を下しやすいや首の前側の筋肉が薄い、呼吸が浅いのも女性に多い特徴です。
根本的に偏頭痛が女性に出やすいのか、女性が持ちやすい【特徴】が偏頭痛の原因になりやすいのかハッキリは分かりませんが、なにかしら関連はあるのだと思います。
改善できそうなもの
上記の特徴の中で改善できそうなのが
・お腹を下しやすい、アトピー
・首の前側の筋肉が弱い(薄い)
・偏頭痛を感じるポイントに浮腫みや固さ、滑走性の低下がみられる
・胸椎の動きが固い(肋骨、胸骨も)
・呼吸が浅い
と、ほとんどが改善を見込めます。
お腹を下しやすいのは、食事療法でなんとかなる可能性がありますし、アトピーも腸の調子が整うことで改善の可能性が出てきます。
首の前側の筋肉も、だいだい斜角筋群や胸鎖乳突筋が固まっている状態で、椎前筋という首の骨の前側の筋肉が弱っているので、そこらをリハビリするといいかと思います。
加えて、首の前側の筋肉は自分でも簡単に触れる部分なので、胸鎖乳突筋を指でつまんで軽く引っ張ったりするのもアリです。
胸椎の可動性はストレッチや運動で高めることが出来ます。
また胸椎の可動性は、呼吸が浅いことと一緒に解決できます。
要は呼吸によって胸郭(肺が入っているところ)が広がったり狭くなったりして、動きが生まれるのですが、その動きが乏しくなった状態が呼吸が浅くなった状態でもあります。
なので呼吸機能が改善することで胸椎の可動性も高まります。
しかも呼吸が浅くなっている人は前述の首の前側の筋肉を常時使って呼吸をしているので、それも首の前側の筋肉の機能低下につながります。
偏頭痛対策まとめ
ざっくりとまとめると
・食事の改善
・呼吸機能の改善(横隔膜を使った腹式呼吸)
・胸椎、肋骨、胸骨の動きを高めるストレッチや運動
あたりをやってみると偏頭痛対策になると思います。
まとめるとけっこう普通のことをやれば大丈夫みたいな感じですが、その普通のことがなかなかできないから症状が改善しない、という健康あるあるだったりします。