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姿勢改善・矯正の真実【整体、美容整体】

姿勢改善、矯正の闇

姿勢改善はちゃんと理解してから受けましょう

・姿勢で悩んでいる人

・姿勢改善を受けたいと思っている人

・姿勢と肩こりなどの症状が関係していると思っている人

は、姿勢改善・矯正を受ける前に一度よく考えることをオススメします。

姿勢改善の基準はお店側の提案、でしかない

姿勢改善・矯正を謳った

・整体

・エステ

・パーソナルトレーニング

などはたくさんありますよね。

姿勢で悩んでいる人、姿勢のせいで身体が辛いと考えている人は非常に多いので、そういったお店やサービスが増えるのはよく分かります。

ただ、そういったサービスを受ける際には絶対に分かっておかないといけないことがあります。

それは

・絶対にこれが正しいという姿勢はない

ということ。

これを分かっていないまま、姿勢改善を受ける人、受けたいと思う人がほとんどです。

じゃあ、姿勢改善を謳っているのは嘘かと言うとそうでもないんですね。

それが少しややこしいところです。

どういうことかというと、まず姿勢改善を受けようとお店に行った人は

・お店側から『【こういった姿勢】が良い姿勢なので、そこに近づけるように施術していきます』

といったような【提案】を受けるはずです。

そう、あくまでお店側からの提案、なんですね。

で、提案だからその姿勢は正しくない、かというと実はそうでもなく。

お店から提案される良い姿勢というのは

・教科書的に良い姿勢

と言われているものなんですね。

で、教科書的に良い姿勢がどんなものかというと

・立位の状態を横から見て

・耳垂、肩峰、大転子(股関節)、膝蓋骨後面、外くるぶしの前側が一直線に並んでいる状態

の姿勢です。

これは身体に加わる重力がバランスよく分散される姿勢と言われていて、だからその状態になると余分な負荷が身体にかからないから良い姿勢と言われているんですね。

そうなんです、その教科書的に正しいと言われている姿勢は、別に間違ったものではないんですね。

根本的に正しい姿勢を定義することはできない

ただ、それは【絶対に正しい姿勢】ではなく、あくまで【教科書的に正しい姿勢】でしかありません。

そもそも人の身体には個人差があり、身長も太さ(ボリューム)も千差万別です。

なので、すべての人が耳垂~外くるぶし前側を一直線に揃えたからといってオッケーなワケはないんですね。

さらに、ここからが一番重要なのですが、姿勢改善の基準となる立位の状態ですが、よく思い返して欲しいのですが、

・日常生活、仕事などの時間の中であの立位の状態になることはあまりない

のではないでしょうか。

家事をしていれば立位の状態だけれども、頭は下を向いていますよね。

仕事中にデスクワークをしていれば、上半身は真っ直ぐになるかもしれませんが、下半身はしっかり曲がっています。

歩くことも多いと思います。

思い返してみれば、姿勢改善の基準となるあの立位の状態には実際のところ、ほとんどならないんですね。

それを考えると、姿勢改善の基準に合わせて身体の状態が良くなったとしても、実生活において何の役に立つのかな、といったところです。

ただ、

・立位を横から見た時に耳垂~外くるぶし前側を一直線に揃えれるようになっただけ

ではないでしょうかね。

でも、その姿勢は教科書的には正しい姿勢なんですね。

なので、お店側の提案していることも嘘ではない、と。

うーん、やっぱりややこしいですね。

姿勢改善サービスも無意味ではないのがややこしい

加えて、教科書的に正しい姿勢が取れるようになることも、全くの無意味ではないこともややこしいです。

その姿勢を作るための

・関節の可動域

・筋力

を獲得することにはなりますので、得るものもありますので。

個人的には、めちゃくちゃ受けるメリットがあるとは思わない姿勢改善ですが、結局のところは

・お店側の姿勢改善の提案に納得して、改善の結果にもお客さんが納得する

ことになればオッケーなんですけどね。

お店とお客さんでWinWinなので。

詐欺でもなんでもありません。

自己満足や、実際の症状改善が伴ってしまえば、尚良しかと思います。

ただ、姿勢改善による実益を重視したいと考えている人からすると、あまり意味ないなーといった感じです。

姿勢改善・矯正を受けるか受けないか、はあなた次第、ですね。