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クレアチンはダイエット以外にメンタルにも効く【うつ病、適応障害、パニック障害】

クレアチンはダイエット以外にもうつ病にも

クレアチンはエネルギー代謝を高めてメンタル改善

・メンタルが落ち込んでいる

・うつ病と診断された

・適応障害と診断された

という人でなかなか復調しない時は【クレアチン】も試してみる価値ありです。

クレアチンの摂取でメンタル改善の結果が

クレアチンというと

・ダイエット

に使われる成分という印象でしたが、なんとメンタル改善にも期待できるとのことです。

うつ病患者さんの

・抗うつ剤のみ服用

・抗うつ剤+クレアチン

の2グループで比較したところ

・抗うつ剤+クレアチン

のグループのほうが症状の改善が見られたということで。

クレアチンの作用としては

・アデノシン3リン酸(ATP)と組み合わさることで筋肉のエネルギーを作る

しています。

ダイエットで運動する人向けの成分ですね。

なんとなく、身体を元気にする、活性化する成分とイメージすると良いかと思います。

それがどううつ病や適応障害などのメンタルに効果を発揮するのか。

実はハッキリは分かってはいないんですね。

ただ、クレアチンを摂取するという実験の結果を観測すると

・メンタルの改善が見られた

ということです。

過程は分からなくても、この場合は結果が大事ですね。

メンタルが悪化している人は、その【メンタルの悪化しているという事実】自体がさらにメンタルを悪化させることにもなりますので。

悪循環ですね。

クレアチンの脳への作用

クレアチンによるメンタルの改善をもう少し分解していくと

・認知機能の向上

・注意力の低下の予防

などになります。

これはメンタルが悪化していない人にもオススメですね。

抗不安剤、抗うつ剤はなかなかやめることができない現状

抗不安剤や抗うつ剤などの精神安定作用のある薬は、効果はあるのですが長期服用することでデメリットが大きくなってしまいます。

腰のコルセットのような感じで、長期間の服用でそもそもの身体の持ってる調整機能(メンタルも)が低下していく感じなんでしょう。

抗うつ剤などの副作用として

・不眠

・不安感が高まる

・ムカムカ

・神経過敏

などの症状がそもそもありますし。

とはいえ、メンタルの状況を考えると止めるに止めらない、と。

長期服用するほど離脱症状も出てきます(飲んでる時と飲んでいない時のギャップを感じやすくもなります)。

今度は離脱症状で不安やうつが強くなる、なんてこともあり得ますからね。

となると、薬の服用は続けつつ(先生と相談して量を減らすとかはアリかと)クレアチンも使って、薬のチカラの栄養素のチカラを使って、メンタルの改善、コントロールを狙っていくのが妥当かと。

もちろん、そこに運動なんかも付け足せれば尚良しです。

あとは余談になりますが、私が普段診るうつ病や適応障害、不安症、パニック障害などのメンタル系の症状を持っている人は

・認知機能が低下している

傾向にあります(問診の受け答えなどで感じます)。

それが元々の素養なのか、メンタルが悪化した結果なのかは分かりませんが、それを考えてもクレアチンの

・認知機能の向上

・注意力の低下の予防

の作用は期待できます。

必要以上に不安になったり落ち込んだりするのは、自分ないし周りの状況をうまく認知できていないから、とも言えますからね。

分かってないから不安になる、落ち込む、といった具合です。

例えるなら、恋愛の片思い中の不安な気持ちにも似てますかね(笑)

まあ、そっちはまだ前向きな不安ではありますが。

クレアチンとメンタルと脳の関連、何かの役に立てば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

クレアチン配合のサプリなどもありますよ。