ダイエットのための朝活的なガッツリ朝食
朝食を食べない人はとても多いのですが、個人的な体験もあって最近では
・朝食を摂ることのメリットは大きい
と思うようになりました。
時間栄養学という分野的にも朝食を摂ることで
・身体の日内リズムが整う
ということが分かっています。
日内リズムが整うというのは
・体内時計がリセットされる
・コルチゾールの分泌リズムが整う
といった具合です。
コルチゾールはちゃんと味方
体内時計がリセットされる、というのは何となくイメージがつくと思いますが、コルチゾールに関しては少し知識を入れる必要があります。
コルチゾールは実は悪いイメージを持たれがちで
・ストレスによって分泌が増大した体調不良を引き起こす
という現象が起きるからです。
具体的には、コルチゾールの関連で
・糖尿病
・高血圧
・脂質異常
・白内障、緑内障
・老化促進
・不眠症
・うつ病
などが引き起こされることがあります。
コルチゾールの作用をちゃんと調べていくと
・抗炎症作用
・血糖値の上昇
・脂肪分解
・血圧の上昇
といったものがあって、要は身体を激しく動かしたり、長時間動かしたりするためのホルモンといった感じです。
コルチゾールは交感神経の活動と連動しているのも、身体を動かすためだからでしょう。
コルチゾールは身体を活動的にする
このコルチゾール、身体を動かすためであるのなら、朝起きるとともにどんどん分泌量を増やしていかないといけないですよね。
肉体労働系の仕事をしている人は特にです。
また、コルチゾールには血糖値を上昇させることもできるため、脳のエネルギー源である血糖をしっかり使えるようにして、頭がしっかり働くようにもしてくれます。
朝ご飯を食べることで、コルチゾールの分泌も良くしつつ、血糖の材料になる食事も摂ることになるので、朝食は食べた方が調子が良いんだと思います。
私自身は朝食をちゃんと摂るようにしてから、日中眠くなることが少なくなりましたし、なぜかお菓子を食べた意欲も少なくなりました。
朝食を食べてコルチゾールの分泌リズムが良いことで、精神状態も安定しているのかもしれないですね、これは。
ちゃんと口から固形物を摂り入れる
ただ、朝食を食べる際には大きなポイントがあります。
それは
・固形物を食べる
ということ。
そして、それを口から摂り入れることです。
※研究論文的に、比較対象が経管栄養だったので。
要はドリンクだけとかゼリーだけとかではダメということです。
スムージーでもイマイチかな、と思います。
これはそういうデータがあって、食道を固形物が通過することが大事なんですね。
おそらく、食道をモノが通過する物理的な力が食道壁を介して伝わり、結果として消化器などの働きを活性化し、それが脳に伝わりコルチゾールの分泌を促す、といった具合なんでしょう。
朝からしっかり食べれないよ、という方もたくさんいるとは思いますが、それはおそらく睡眠の質が悪いからです。
となるとまず睡眠から改善しないと、となりますがそれはまた別のお話です。
最近ではプチ断食といて朝食を抜くことが健康に良いという話もあり、それはそれでメリットがあるので、どちらがいいかは試してみて自身で確認するのが一番です。
どちらが100%正しい、ということはなく試してみて良い方を選んでください。
私は朝食をしっかり摂る派、でしばらく行こうと思ってます。
良かったら参考にしてみてください。