やっていないことをやってダイエット
・何をやっても痩せない
・何をやっても姿勢が良くならない
・何をやっても体調が良くならない
という人は、普段自分がやらない動きを使った運動がオススメです。
普段自分がやっていない動きにダイエットのヒントが
めちゃくちゃ抽象的なことを言っていますが、これは
・色々と試した運動は自分が知ってる範疇のことでしかなく、知らないことに答えがあるかも
・試しても良い変化がないということはあまり効果のないことなのかも
という推測ができるからです。
その推測を元にさらに考えていくと
・普段自分が使わない動きを使った運動をする
ということに問題解決の可能性があるということになります。
自分で考えたり調べたりして選ぶ運動というのは、どうしても自分の考えの範疇のものになってしまうので、普段から自分が使っている動きになりやすいんですね。
ということで、自分が普段やらない動き、使わない動きを考える必要があるのですが、一番多いのが
・オーバヘッド動作
です。
サッカーのオーバヘッドキックからは離れてもらいたいのですが、オーバーヘッド動作とは
・頭のより上で腕や手を動かす動作
です。
簡単に言うと、バンザイをするのもオーバーヘッド動作です。
スポーツをやる人は別ですが、仕事や日常生活でオーバーヘッド動作を頻繁に行うことはほぼないと思います。
デスクワークや家事なんかは特に腕を下げて手元で作業するので、オーバヘッド動作とは全くの逆です。
オーバーヘッド動作で使う筋肉
筋肉的にはオーバヘッド動作では
・広背筋
・肩甲挙筋
・大胸筋
・腹直筋
などが伸びますが、デスクワークなどではその逆に短縮して固まります。
短縮して固まった筋肉はあまり使われていない筋肉なので、その分消費カロリーが減ります。
広背筋、大胸筋などは特に大きい筋肉なので、使わないとその分の消費カロリーが勿体ないです。
加えて、広背筋は【腕から腰につながる筋肉】で長い筋肉なので、それだけたくさんの関節の動きに影響します。
その広背筋が固まることで、たくさんの関節が動かしにくくなり、それだけ動きの乏しい身体になります。
動きが乏しいということは、それも消費カロリーを減らす要因になるので、ダイエットとは逆行します。
ということで、まずはほとんどの人が普段あまりやらないオーバーヘッド動作を含めた運動をやってみるのがいいですよ。
ダイエットにいいオーバーヘッド動作
具体的には
・懸垂
・両手をバンザイした状態でのスクワット
・シンプルに両腕(もしくは片腕)を上に伸ばす運動
をやってみてください。
自分でも知らなかったぐらい、腕が挙がりにくいと思います(だいたいの人は)。