お腹が出ているのは腰が悪いから
加齢や体重増加によってお腹が出てしまって悩んでいる人は多いと思います。
そうなると、
・腹筋を鍛える
・エステならキャビテーションをお腹にやる
・シンプルにダイエット
などをしてお腹をなんとか引っ込めようとするワケですが、それが上手くいかないケースも多々あります。
そんな時は腰の状態を確認してみるといいかと思います。
お腹ではなく腰の問題
結論から言うと、お腹が出ている人は肥満以外の要因として
・腰の骨(腰椎)や椎間板がすり減っている
可能性があります。
要は腰の構造物の損傷なのですが、なぜそれがお腹が出ることにつながるかと言うと、まず
・腰の長さが短くなる
ことが起きます。
腰の長さが短くなると、腰の皮膚や脂肪がその分余ることになります。
その分腰が横に広がり、腰が太くなってしまいます。
お腹も長さが短くなると…
そして、それはお腹の方でも起きてしまいます。
お腹には骨がないので、腰が短くなればお腹も短くなります。
お腹の皮膚や脂肪が余り、横に広がり、その結果が【お腹が出る】ということです。
お腹が出てくると、どうしてもお腹に意識がいってしまい、腰の骨がすり減っていたり椎間板がすり減っていたりには考えがいかないと思います。
実際に、腰の骨がすり減っている人の身体を触ってみると、結構な確率でお腹がポッコリしています。
かく言う私も、椎間板ヘルニアを患っていてお腹がポッコリしています。
とはいえ、すり減った組織は現状元には戻らないので、そこをどうにかしようと思ってもどうにかならないワケなんですが。
腰のすり減りがあっても出来ること
それでも出来ることはあって
・腰とお腹の筋肉を鍛える
・骨盤と腰椎の対側性運動を整える(簡単に言うなら腰椎の屈曲伸展運動、骨盤の前傾後傾運動のどちらも使えるようにする)
などです。
結局、予防が最強なのですが、予防しようとするまでに自分の身体に対する高い意識を持った人はなかなかいませんので。
諦めずに、0か100かの思考から離れて少しでも良くなるように取り組むことが、お腹がポッコリしないようにするためには必要です。