首の後ろのツボ【大椎】が効く
冷え性対策で意外かもしれないのが
・首の後ろ
を温めるというもの。
よりピンポイントで狙うのなら
・大椎(だいつい)
というツボ。
私の経験則ではありますが、ここにカイロを貼ったりするのがかなりオススメです。
首の後ろが冷え性に効く理由
首の後ろ、大椎を温めると何故だかは分かりませんが、自然と手足の冷え感が軽減してきます。
東洋医学的には、大椎は冷え性対策に使われるツボなので納得できるものでもありますが、科学的どんな根拠があるのか?と聞かれると明確な答えは出ないです。
東洋医学の経穴作用を考えると、風邪(ふうじゃ)という風邪(かぜ)を引き起こす邪気が入ってくる場所と言われているので、そこを温めることで風邪(ふうじゃ)の侵入を防ぐ、みたいな感じです。
その結果として、冷え性に効果を及ぼすのかなと思います。
首と脳温
あとは、首というパーツは脳に近い部分なので、そこを温めると脳に入っていく血液も温まりやすくなるのかと思います。
体温調整は脳温という脳の温度で調整される面がありますが、その脳温が首を温めることで上がっているのかなと思います。
身体の温度が上がっていると脳温によって視床下部が知らされると、身体は熱を放出しようと血管を広げ血流を増やします。
実はその結果、体温が下がるように仕向けられるのですが、現在は室内はエアコンで管理されているのでほとんど下がることはないと思います。
冷え性の人は、エアコンで室温が管理されていても末端に冷え感を感じる状態なので、本来であれば体温を下げるための血流増加が冷え感軽減につながっているのかと考えています。
首の後ろを温めるその他の方法
首の後ろを温めるなら、
・ネックウォーマー
・マフラー
・タートルネック
などでもいいかと思います。
より効果的に冷え性対策をするなら
・大椎にカイロ(貼るお灸など)
がオススメです。
冷えを感じる末端を温めても意外と効果が出ないので、そういった場合は首の後ろを狙ってみてはどうでしょうか。