ビタミンCではなくA
肌に良いビタミンといえば【ビタミンC】ですが、
【ビタミンA】もオススメです(ビタミンCと比べると馴染みがないですね)。
ビタミンAとは?
ビタミンAの特性は
・油に溶ける(脂溶性ビタミン)
・皮膚や粘膜の調子を整える
です。
脂溶性ビタミンというのは、脂肪と一緒に吸収される性質を持つビタミンです。
脂肪と一緒に吸収され体内に蓄積されるので、摂りすぎてはいけないビタミンです。
※ちなみにビタミンCは水溶性ビタミンで、摂りすぎても大丈夫なビタミンです。
そして、ビタミンAが肌質の改善に役に立つのは、皮膚や粘膜の調子を整える特性があるからですね。
主に野菜から摂る栄養素ですが、経口摂取ではなく皮膚に直接塗ることでも皮膚の調子を整えてくれます。
レチノールクリーム
ビタミンAが配合されたスキンケア商品は
・レチノール(クリーム)
というワードが入った名前になっています。
比較的安価なものだということもオススメな理由。
ざっくりしたデータを上げると
・レチノールの使用でシワの数が減った
・コラーゲンやヒアルロン酸の産生アップ
・皮膚の厚みがアップ(2~3倍)
という結果が。
かなり良い結果が出てるみたいです。
皮膚の厚みが増す、というのは角質層の厚みが増すわけではないのでご安心を。
保湿、保水狙いの商品以外で、顔に塗ることで効果の期待できる貴重な成分です。
ビタミンAのデメリット
【肌に合わない】という言葉の通り、ビタミンA(レチノール)を肌に直接塗ることによるデメリットもあります。
・皮膚炎が起きる(肌が赤くなる)
可能性があります。
試してみないと分からないのですが、試す場合はまず薄く塗ることから始めるといいです。
またレチノールに似た商品として
・トレチノイン
・レチノール酸
の配合されたものがあるのですが、それらは効果は高いけど副作用も出やすいというもの。
初心者向けではないですね。
顔に塗るビタミンAクリームを試すなら、まずは【レチノール】クリームから試すべしです。
※私個人の使用感としては、肌に赤みが出ることもなく、シワが薄くなったり肌がふっくらした感じがありました。